女性
女性(じょせい)のことを婦人と言いますが、正確には成人した女性のことを婦人といいます。
ここでいう婦人科(ふじんか)には、乳児、幼児、小児を含みません。
婦人科
女性ホルモン
卵胞は卵巣の中に沢山含まれていますが、排卵として放出されるのはたった一つの卵子で、
前の月経開始日から凡そ二週間後となります。
そしてこの排卵周期(月経周期)は女性ホルモンによって調整されていて、
その女性ホルモンは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンになります。
脳の下垂体は、月経開始時に卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣に作用します。
それによって、卵胞は発育を開始しますが、その際、卵胞自身が卵胞ホルモンを分泌し、
それが視床下部へ作用して、次ぎは性腺刺激ホルモンの放出ホルモンが分泌され、
これが下垂体に作用して、黄体形成ホルモンを分泌し、そして排卵へとなります。
排卵が発生すると、卵胞は黄体にその姿を変化させ、卵胞ホルモン、そして黄体ホルモンを
分泌し、この黄体ホルモンの作用によって、子宮内膜は柔軟性のある厚い膜へとその形状を変化させ、
着床への下拵えをします。約一週間受精から着床まで期間を経て、着床が失敗に終われば、
卵胞ホルモン、黄体ホルモンともにその分泌は停止し、不要になった子宮内膜が剥がれて
月経出血へと進みます。もし着床に成功すれば、卵胞ホルモン、黄体ホルモンともに分泌され
続けることになります。
皮膚
皮膚(ひふ)には、毛孔と汗孔があります。
毛孔は、皮脂を分泌させるための皮脂腺からなり、汗孔は汗を排出するための汗腺となります。
そして皮膚は、これらの腺によって分泌された水分と脂によって外的刺激から守られることになるのです。
また、皮膚は表面から、表皮、真皮、皮下組織の順番で成り立っており、
表皮は、表面から角質層、透明層、有棘層、基底層からなります。
角質層は、線維性タンパク質であるケラチンで構成されていて、特に新陳代謝が激しく、
新旧常に細胞が入れ替わっているところです。
基底層は、主にメラニンを生成し、紫外線から皮膚を保護する働きがあります。
真皮は、いわゆるコラーゲンからなるもので、弾力性があり、知覚神経などを始め、
皮脂腺や汗腺などが散在する場所でもあります。
皮下組織は、脂肪細胞からなるもので、主にエネルギーの蓄積や外圧に対するクッションとしての
役目を担います。
歯
歯(は)は、歯冠と歯根から構成されていて、
歯冠は食べ物を噛むをいう役割を持ち、
歯根は、歯冠を支える役目を担います。
歯冠は、エナメル質で包まれ、その中には象牙質があり、
またその中には歯髄があります。
この歯髄には神経や血管が通っています。
そして、歯周組織とは、歯根、歯肉、歯槽骨、セメント質から構成されています。
歯根の表面はセメント質からなり、その歯根は歯肉に包まれ、歯槽骨によって支えられていて、
セメント質は、歯根膜によって支えられています。
その他、歯は生まれて半年後ぐらいから生えてくるもので、
凡そ二歳と四ヶ月で乳歯の20本が生え揃います。
また、32本の永久歯は凡そ6歳ぐらいから生え始め、その際乳歯は
全て抜けていくことになります。
口腔
口腔(こうくう)の役割は、食べ物を噛み砕くほか、呼吸を補助したり、発生器といったものがあります。
また、口腔内部には、大唾液腺である、顎下腺、舌下腺、耳下腺や
小唾液腺である下腺、口蓋腺、臼歯腺、頬腺、口唇腺があり、
酸味、辛味、甘味、苦味を感知するための味蕾といわれる味覚器官があります。