目
目(め)は、上斜筋(じょうしゃきん)、上直筋(じょうちょくきん)、外直筋(がいちょくきん)、
下直筋(かちょくきん)、下斜筋(かしゃきん)によって動かされている球状の器官です。
そして、眼球の瞳孔(どうこう)周囲には、虹彩(こうさい)があり、
このドーナツ状の虹彩によって、目に入ってくる光量をコントロールしています。
また虹彩には、瞳の色を変えるメラニン色素が含有されており、これが減少すると青色に変化し、
増加すると茶色になります。
次ぎに水晶体(すいしょうたい)ですが、水晶体は毛様体(もうようたい)によって、その厚さの程度を変化させます。
水晶体自体は柔軟性があり、引っ張られると薄くなり遠くの方が見えるようになります。
反対に分厚くなると、近くの方が見えるようになります。
そして、網膜ですが、これは水晶体を経て硝子体(しょうしたい)を通ってきた光を
像として認識するところで、網膜内の視細胞(しさいぼう)の裏側部分に存在する視神経(ししんけい)によって
物の具体的な形または色などを感じ取っています。
尚、視細胞には、杵体細胞(かんたいさいぼう)と錐体細胞(すいたいさいぼう)があります。
杵体細胞は、暗所で作用するもので、色の区別を認識しません。
錐体細胞は、光が存在する所において作用するもので、色の区別を認識します。
これらの視細胞から得た情報は、視神経を通過して、大脳において像として理解されることになります。
耳
耳(みみ)は一番奥から内耳、中耳、外耳と、その範囲が区切られています。
耳の穴と耳は、いわゆる外耳にあたり、その耳の部分は耳介(じかい)といい、
耳の穴は、外耳道(がいじどう)といい、これらは主に音を集める作用を担います。
中耳は、鼓膜、鼓室、耳管、耳小骨、乳突洞から構成され、音はまず鼓膜に振動を与え、
これが耳小骨へと至り、更に内耳へと達します。
内耳は、蝸牛(かぎゅう)、前庭、三半規管から構成され、前庭は身体の前後又は上下の平衡感覚の認識に関わり、
三半規管は身体の回転に関与します。
そして、蝸牛は、内耳から伝えられた振動を、いわゆる電気信号の情報に変換して、これを内耳神経に伝え、
脳へ渡るというわけです。
鼻
鼻(はな)は、外鼻、鼻腔、副鼻腔から構成され、
副鼻腔は更に四つの上顎洞(じょうがくどう)、前頭洞(ぜんとうどう)、
蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)、篩骨洞(しこつどう)から構成されています。
外鼻における皮膚下層は鼻骨、その下は軟骨からなります。
内部はいわゆる鼻の穴で、鼻腔といいます。
この鼻腔は、鼻中隔(びちゅうかく)によって仕切られ、これによって鼻の穴が二つになっています。
そして鼻腔周辺における骨内部の空洞が副鼻腔となります。
また、鼻腔は嗅細胞というものを上部の粘膜に持っています。
この嗅細胞には嗅毛というものがあり、これによって、粘液に溶解した匂いの微粒子を
感知して、脳へとその情報を届けます。
喉
喉(のど)は、いわゆる咽喉(いんこう)のことで、口腔の奥から気道、そして食道へ通じる
箇所のことを指します。